PO-Links 訪問の義肢装具士の仕事

義肢装具士の大切な役割

国家資格である義肢装具士の仕事は、補装具(義肢、装具、車椅子、座位保持など)を作ることだけではありません!

実は・・・作ることより大切な役割があるのです。

それは・・・

・患者や使用者の身体や環境を観察すること

・補装具にそれを落とし込むこと.反映させること

・製作した補装具を身体や環境に適合させ確認すること

補装具「適合」は重要!

ちなみに補装具の定義は次のように記されています。

① 障害者等の身体機能を補完し、又は代替し、かつ、その身体への適合を図るように製作されたものであること。

② 障害者等の身体に装着することにより、その日常生活において又は就労若しくは就学のために、同一の製品につき長期間にわたり継続して使用されるものであること。

③ 医師等による専門的な知識に基づく意見又は診断に基づき使用されることが必要とされるものであること。

障害者総合支援法施行規則第六条の二十より

ここにも『適合』という言葉が使用されていますよね。

適合はとても重要なのです。

さらに深く見ていきましょう!

義祖装具士とは(義肢装具士法)

第三十七条 義肢装具士は、保健師助産師看護師法(昭和二十三年法律第二百三号)第三十一条第一項及び第三十二条の規定にかかわらず、診療の補助として義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の身体への適合を行うことを業とすることができる。

2 前項の規定は、第八条第一項の規定により義肢装具士の名称の使用の停止を命ぜられている者については、適用しない。

第三十八条 義肢装具士は、医師の具体的な指示を受けなければ、厚生労働省令で定める義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の身体への適合を行つてはならない。

第三十九条 義肢装具士は、その業務を行うに当たつては、医師その他の医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければならない。

第四十一条 義肢装具士でない者は、義肢装具士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。

義肢装具士法第四章業務等より

義肢装具士は名称独占、業務独占※1とされています

名称独占の意義として、一般に専門的な資格、業務を識別させ、それに対する社会的な信用力を確保し、相手方との信頼関係の確立や被害の未然防止を狙いとしていると考えられる。行政的に一定の水準を確保する手段として活用する狙いを持つものもあると考えられています。

※1 業務独占は、保健師助産師看護師法第31条第1項及び第32条の規定にかかわらず、診療の補助として行う業務である

簡単に言うと、一部の医療職を除き、義肢装具士でなければ「採型」「適合」を行うことが出来ないということです。

義肢装具士の誇り

PO-Linksは身体、環境を「観察」し、「採型」「適合」にプライドを持って活動しています。

補装具の依頼をしたすべての方(使用者や家族,関係者)が「安心」した生活を送っていただけるよう何ができるのか・・・

PO-Linksができることは全力でやる

ただ、それだけです。

「対話」と「共視」

義肢装具士の仕事として最も重要にしていることの1つは「コミュニケーション」

PO-Linksが考えるコミュニケーションとは、使用者や家族と「対話」、使用者や家族を含む多職種と連携を図り同じ同じ方向を向く「共視」。これを基に1つの補装具を作り上げます。

コミュニケーションから得られる情報は、補装具のデザインを考える糧となることも多いのです。

さいごに

補装具のことで悩んでいる使用者、家族、関係者は少なくありません。

「義肢装具士に相談しても対応してくれない」「こんなことで相談してもいいの?」「愚痴をきいて!」などなど

気軽に話・相談できる義肢装具士をして活動していきます!!!

お気軽にお問い合わせください。025-282-7692 営業時間 9:00 - 18:00 [ 不定休 ]

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